ソウルオブ東北「東北の食を守ろう!」

Soul of Tohoku MISSION

私たちは、東日本大震災で被災した人々や東北の食や文化を支援し応援します。全国の料理人、食に従事している人、食環境に関心のある人、一丸となって東北の食を守る為に立ち上がりましょう!

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生産者とシェフのツアー


■知ることから食べることから始める支援

ソウルオブ東北の活動を支えてくれるロレオールの伊藤さんのところに寄ります。

今回は仕込みから片付けまでをお手伝いいただきました。今日は、今後の方針を話し合います。奥田さんも来てくれました。お忙しい二人ですが、東北の復興のために、また東北の潜在的な問題解決のために尽力をしています。

5月から1ヶ月おきに、シェフが東北の生産者を訪ね、その食材を知ってもらい、食べてもらうツアーを行うことにしました。ある時は、その場で料理ができるようにキッチンカーも持って行きます。それぞれのシェフ独自のアイディアで食材の新しい使い方が生まれることでしょう。生産者とシェフが一緒に新しい食文化をつくるという企画なのです。(代表 岡部 泉)

 

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いわて三陸食産業プロジェクト第4弾 [2]


■昨日の雨から晴天へ

太陽を二つも背負ってる喜八さんのおかげで、今日の田野畑は昨日の冷たい雨から晴天に変わりました。三陸鉄道のハレの日なのに、雨では、住民の方も私たちも困るところでした。本当に不思議です。

皆さん早くから準備を始めます。田野畑のイベント会場では、復興大臣たちが来るのでてんやわんやです。沢山の住民の方々が集まってきました。今日は待ちに待った日なのです。三陸鉄道の方々のサポートで、我々も準備万端。皆さんにとっては、このスパイシーな味つけは、普段食べ慣れないものだと思いますが、お代わりをする方が沢山いらっしゃいました。合鴨の新しい料理が生まれました。

田野畑の次の未来の鍵は、素晴らしいリアス式海岸の景観と恵まれた食材を生かした観光と食を合体させたプランであることを確信しました。

そのためには、わざわざきてもらう価値のある工夫が必要です。近隣消費で終わっていた食材を遠くの大きな市場に送るための流通や加工品の開発も必要です。これは、三陸沿岸全体に言える問題だと思います。一歩一歩出来る力を合わせて、お役に立てるように努力したいとあらためて思うのでした。(代表 岡部 泉)

 

カテゴリー: 活動日記

いわて三陸食産業プロジェクト第4弾 [1]


■三陸鉄道の再開 田野畑〜久慈

津波で線路が破壊された三陸鉄道。三陸鉄道は、地元の貴重な足となっています。4月1日、三陸鉄道の田野畑〜久慈間がようやく再開します。

田野畑のまわりを見学します。田野畑駅の隣にカルボナード島越という駅がありました。宮沢賢治が旅で訪れたという史実から由来してこの名前がつけられています。

しかし、トンネルからトンネルまでその駅の形も線路もありません。駅の写真を見せてもらいました。とてもかわいい駅でした。しかし今は、ぽつりと宮沢賢治の石碑が残されているだけです。

 

 

三陸鉄道では、フロントライン研修として、被災地を知ってもらうためにバスのツアーを行っています。先ほども被災した羅賀荘というホテルの前で、沢山の方を乗せたバスに出会いました。被災地を多くの人に知ってもらうのはとても意義のあることです。知って初めて津波の恐ろしさを想像することができるのです。

 

 

田野畑という所は、サッパ船クルーズが有名です。このサッパ船の港も被害を受けていましたが、ようやく再開されました。リアス式海岸特有の切り立った岩が織りなす海の景観は素晴らしいものです。切り立った崖ゆえに、海岸近くまで海は深く、大きな魚が回遊します。リアス式海岸は大きな海の恵みを生み出しているのです。
田野畑は海だけでなく、酪農や合鴨、キノコの栽培なども盛んです。海と里と山の産物に恵まれたところです。しかし、まだまだ知られていないのです。こうして来てはじめてわかるのです。

今回も熊谷喜八さんと東北のシェフたちと田野畑で行われる式典の応援にきました。応援メニューは、田野畑の鴨を使った喜八流スパイシー鍋です。昨日からキハチのシェフ鶴田さんが、ロレオールの伊藤さんの厨房を借り、仕込みをしてくれました。盛岡のメトロポリタンの狩野シェフ、被災から立ち上がり、ようやく店をオープンさせたばかりの駒場シェフ、岩泉の野中シェフ等が手伝いにきてくれました。明日が本番です。皆様よろしくお願いします。 (代表 岡部 泉)

 

カテゴリー: 活動日記

小さな仮設

■ひとり暮らしにおいしいお料理を

今週の月曜日、ロレオールの伊藤さんが大船渡の小さな仮設住宅に行ってくれました。
私も一緒に行きたかったのですが、その日はソウルオブ東北のための打ち合わせがあり伺えませんでした。その時の様子を聞きました。

19人しかいない仮設住宅。これまで誰も訪問者がいなかったようで、伊藤さんのお料理は皆さんとても喜ばれたそうです。
5人家族のおばあちゃんがいて、あとは二人暮らしか一人暮らしの方々。。震災の話は避けようと笑顔でお話しをされるそうです。でもどうしてもついつい、震災の話になると皆さんしんみりしてしまうそうです。そうなんです。心から離れないのでしょう。でもその話を聞いてあげたいと思うのです。心の中につかえているもの、誰かに話したくてもういっぱいになっているはずです。

仮設住宅に自立を促すというルールが言われたのは、避難所から仮設住宅に移動が終わる9月ごろ。
でも、自立って一体何でしょう。
経済的な自立でしょうか、精神的な自立でしょうか。一人暮らしのおばあちゃんやおじいちゃんは、誰かに頼ってもいいのではないでしょうか。もう精一杯頑張っているのです。自立などいう範疇を超えているのです。

毎日どんなにか心細く、さみしいことでしょう。一緒にご飯を食べて、お話しをしたいのだと思います。健常者であっても若者であっても、さみしく辛いことが沢山あります。都会の若者でさえ、経済的にも精神的にも自立していない人は沢山います。かえって弱く甘えている子たちが沢山。
震災を乗り越え、お一人で暮らされている方々のさみしさを思うと心が痛く胸が詰まる思いです。また、一緒に私も連れて行って欲しいです。一緒に温かいご飯を食べたいと思います。
本当に出来る事が小さすぎて、情けなく思います。(代表 岡部 泉)

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フードルール

■善き食べ物は善き生産者から

本やさんでフードルールなる本を買いました。食べ物はこう食べようというルールブックです。
本当の食べ物を植物を中心に、ほどよい量だけ食べる。これが軸となっています。家庭の原材料にないものが入っている加工品は食べない、原材料が5種類以上のものを食べない、マスプロ化した食べ物は食べない、、、等々現在のスーパーやコンビニで売っている加工品は大概このルールには当てはまりません。
でもこのルールブックは、アメリカのジャーナリストの本なのです。アメリカは、いわばマスプロ商品の国であり、添加物などを沢山使った加工品ばかりの国です。しかしアメリカも善い食べ物を食べなくてはいけないと流れが確実にあるようです。善い生産者から年間契約をし、その生産者がいい生産物をつくれるようにするというCSA(地域支援型農業)が急速に拡がっていると聞きます。善いこととなるとその活動がすぐに広まるのもアメリカらしいことです。「善い食料」でなければいけないとアメリカが気がつき始めたのです。
日本はもともとは、とても善い食料の国でした。しかし戦後、沢山の怪しい加工品がアメリカから入ってきて、いつの間にかアメリカ同様、妙な食べ物が多い国になってしまったのです。
日本もアメリカのように、気がついたら「まった」を掛けて止まらなければなりません。今、一度かつての日本の食生活はどうだったかを見直し、善い食べ物を取り戻したいと思うのです。(代表 岡部 泉)

カテゴリー: 活動日記

再生の春

■また沈丁花のつぼみが膨らんだ

毎年、うちの小さな花壇の沈丁花のつぼみが膨らみ春がきていることを知らせてくれます。
温かくなり始めるとそのつぼみが開いて香しい香りを放つのです。そのたびにまた新しい春がいつものようにやってきたのだと思うのです。
こうして震災あっても、春は変わらずやってくるのです。

日本人はいつも春を再生の季節とし、春を出発の時だと思うのです。もちろん行事的にも卒業式、入学式があるので、その節という役割を春は担っているのですが、それだけではありません。冬の時代から芽が出て花が咲く。その自然の動きに再生を感じるのです。春が春らしくなくなってしまったら、日本人の文学も心も変わってしまいます。

今年も春がもうやってきているのです。今年こそ再生という言葉が嬉しく思う春はないのです。(代表 岡部 泉)

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3月11日


■震災から一年たち

仕事先の北海道で、震災から一年目の3月11日を迎えました。

2時46分。黙祷。

様々な東北の光景が浮かびます。避難所の人たちに温かい料理をと、みんなでつくった炊きだしのこと、体育館内に沢山の白いテントが並ぶ様、その中でがんばって料理をつくるお母さん方、私たちにけなげに笑顔を振りまいてくれた子供たち、仮設に移っての料理教室で、悲しみをこらえて津波の話をしてくれた御夫婦、また来て下さい、忘れないで下さいと話したご老人のこと。そして活動を助けてくれた東北の心温かい方々、東北のシェフの方々。活動に参加してくれた東京や京都のシェフの方々、、

東北のためにと思って始めた活動ですが、こうして思えば、東北の方々、他地域の方々からいただいたものは本当に沢山ありました。

活動は決して順調ではありませんでした。途方にくれることもありました。しかし、ここまで来られたのは、東北という風土と民族性に心から惚れ込んでしまったからだと思いました。ここに美しい日本の姿があったのだと思うことがしばしばありました。何もすることができないことが申し訳なく思うことがあります。
これからが本当の正念場だと思っています。少しの事、小さな事しかできなくてもどなたかのどこかの役に立てればと思っています。

東北のことをもっと勉強し知りたいと思います。どうぞこれからも東北の活動をよろしくお願いします。

 

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テレビ朝日の放映

■喜八さん、田老でがんばる

今日の夕方、テレビ朝日のニュース番組で先日行われた田老漁協での早取り若布と鮑の試食会の模様が放映されました。こんな風になったのか、、なかなか旨く撮るものだと感心。これで、少しは田老の若布と鮑の広告になったのではないかと思いました。

次は田野畑です。春になると嬉しい復興の槌音が聞こえてきます。
ソウルオブ東北は、地味な活動ではありますが、東北の未来を心から願うものです。(代表 岡部 泉)

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東北のシェフの店再開


■開店できて本当に良かった

 

東北の活動の際に、いつもお手伝いいただいているシェフお二人の店が再開します。掲載された新聞を送ってもらいました。 一人は、山田町でパスタの店を開店しようと思っていた矢先に、津波にのみこまれ、店も奥様を亡くしてしまった駒場さん。それなのに、ソウルオブ東北の活動を一生懸命助けてくれました。野菜や食材を用意してくれたり、仕込みを手伝ってくれたり、本当に感謝です。先月の終わりに盛岡にパスタの店を出すことができました。開店当日の様子を電話で聞きました。なんとランチは4回転もしたそうです。良かった良かった。 そして、もう一人、山田町の釜揚げ屋さんの川村さん。山田の牡蠣焼きそばの時、若布と昆布の手打ち麺を用意してくれました。そのおかげでどこにもない牡蠣焼きそばになりました。震災前も評判の釜揚げ屋さんでした。岩手の地粉、雪力を使った麺でつくる釜揚げうどんが復活です。震災後、川村さんに連絡をとる時は、一家に一台の携帯電話。沢山の苦労をされたと思います。本当に開店おめでとうございます。開店のお祝いに、釜揚げ屋さんののれんのデザインをさせてもらいました。大きな黒い釜がついたのれんにしました。仮設の店舗にも、渋く目立つことと思います。 山田町もまだまだ、完全復興には遠いのですが、こうして皆さんが自ら立ち上がって動き始めています。また、山田町に伺います。その時はおいしいあつあつの釜揚げうどんを食べにいきます。(代表 岡部 泉)

・Rocare Ascia(ロカーレ・アーシャ)盛岡店 岩手県盛岡市内丸4-14 TEL/FAX 019-601-6323 11:00-15:00 17:00-21:00 日曜定休

・釜揚げ屋(3月30日オープン) 岩手県下閉伊郡山田町長崎1丁目9-2仮設店舗A-1棟 11:00〜麺、スープがなくなり次第閉店 ※予約で鉄板焼き(お好み焼き、海の幸、山の幸等)お受けいたします。 ※かわさいのケーキの販売も予定しております。

 

 

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雪の下人参

■赤く柔らかい香りがした

岩手からおいしい贈り物がありました、この間のいわて食在フォーラムにいらしていた生産者さんが雪の下人参を送ってくれました。箱を開けると人参の柔らかで甘い香りがしました。この子たちも雪の下でがんばって、甘くなったんだと思うと、ひとつひとつの人参がいとおしく感じます。
これは何にしても美味しいだろうなと思います。
でもやはり、まずはジューサーにかけて朝のジュースにしてみることにしました。岩手の甘い冬の野菜、、ありがとうございました。(代表 岡部 泉)

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